インフォメーション
スポンサー

レーザー学会

日本レーザー学会
レーザーの原理
レーザー(laser)とは、光を増幅して放射するレーザー装置を指す。レーザー光は指向性や収束性に優れており、また、発生する電磁波の波長を一定に保つことができる。レーザーの名は、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation(輻射の誘導放出による光増幅)の頭字語(アクロニム)から名付けられた。 レーザーの発明により非線形光学という学問が生まれた。

励起と誘導放出

レーザ媒質中に安定状態(基底状態)で存在する原子が外部からのエネルギー(光等)を吸収すると、電子がいったん外側の軌道に飛び(励起状態)、一定時間後に光を放出して再び基底状態に戻る。放出される光の波長(色)はレーザ媒質に含まれる原子の種類により異なる。